History

MABの原点

MABが誕生した1998年は、銀行等における投資信託の窓口販売が開始され、投資信託が個人の金融資産形成の担い手として、大きな発展を遂げることが期待された時代の転換期でした。当時の設立趣意書には、「投資信託評価の概念を大きく転換し、定性評価に重点を置いた情報インフラとしてのデファクト・スタンダードの確立」「本邦投資信託市場の大いなる成長への貢献」といった投資信託市場の変革に挑む強い意志が謳われています。この想いは、MABの存在理由(レーゾンデートル)として、今も変わらず事業の根底を支える考え方となっています。

趣意書 ~投信文化の発展に向けて~

東京三菱銀行、三菱信託銀行、東京海上火災保険、明治生命保険の三菱グループ金融4社は、平成10年9月、日本版金融ビッグ・バンに向け協力して事業展開を図っていくことで合意しました。こうした共同事業展開の嚆矢として、此の度投資信託の評価を主たる業務とする三菱アセット・ブレインズ株式会社が設立されました。

我社は、本邦で販売されるあらゆる投資信託について、定量面のみならず定性的手法も駆使した評価を行うとともに、行く行くは斯かる評価機能を活用し投信パッケージ商品の設定・販売を行って参ります。

周知のとおり、投資信託は個人の金融資産形成の担い手として、はたまた市場型間接金融部門の牽引役として、我国でも今後大きな発展を遂げるでありましょう。もっとも、我国の投資信託は、半世紀に及ぶ歴史を有しながら、投資家の間には未だ安心できる身近な金融商品として十分根付いていないのも事実であります。これは、偏に投資信託に関する情報インフラの未整備に起因していると思われます。

こうしたなかで、我社はこれまでの投資信託評価の概念を大きく転換し、定性評価に重点を置いて絶対評価、勝手格付を実践することでデファクト・スタンダードの確立を図ると同時に、その情報を販売会社をはじめ日本版401k運営管理機関・加入企業、オンライン証券等を通じてあまねく投資家に伝達して参ります。

これからは、民間主導による自由で健全な投信文化の発展が切に求められております。我社としても、こうした業務活動を通して、本邦における投資信託市場の大いなる成長に些かでも貢献していくことができればこの上ない幸いであります。
平成10年12月25日
三菱アセット・ブレインズ株式会社

*会社名の表記は1998年12月当時のものです。

沿 革

1998年12月 会社設立(東京都千代田区丸の内)
1999年06月 投信定量分析システム販売開始
1999年10月 投信定性評価情報配信開始
2000年07月 投資顧問業登録
2000年11月 社外有識者を構成メンバーとするアドバイザリー・ボード設置(2012年8月「社外アドバイザー」制度へ移行後、2016年3月廃止)
2001年02月 確定拠出年金用投信の評価開始
2006年03月 投信販売会社・運営管理機関向けモニタリングサービス開始
2007年01月 投信販売会社向け新規商品デューデリジェンスサービス開始
2007年03月 ファンドオブファンズへの助言開始
2009年03月 確定拠出年金向け運用商品データの配信開始
2009年08月 預かり資産営業支援システム「ASSET DIRECTION®」の提供開始
2013年12月 東京都港区南青山にオフィス移転
2014年04月 投信定性評価にスコアリングシステムを導入
2016年04月 投信インデックス「MAB300」開発
2017年03月 投信窓販支援型ロボアドバイザー「ミライノシサン®」の提供開始
2018年06月 投資運用業登録

*ASSET DIRECTION、ミライノシサンは三菱アセット・ブレインズ株式会社の登録商標です。